「J:COM MOBILE」とは、
ケーブルテレビでお馴染みのJ:COMが提供している格安SIMカードです。
この記事は、
「うち、J:COM使ってるんだけど、格安はやっぱりJ:COMモバイルがいいの?」
「J:COMモバイルを検討しているけど、なんか評判悪くて、、どこまで本当なの?」
「料金だけ見ると凄く安いと思うんだけど、子供用にも難しい性能なの?」
といった疑問にお答えするため、J:COMモバイルのサービススペックだけでなく、評価や評判、おすすめの使い方を紹介しています。
ちなみに、
J:COMモバイルのネット評判は良くないですけど、うちは全然問題なく使えています。確かにうちでは楽天モバイルの方が速度が出ていますので、比べると少し遅く感じましたが、、
それでも、
うちは中学生の子供に使わせていて、子供には本当に向いていると思っています。
- 1.データプランがちょうどいい
- 2.他社よりも、月額が安い
結論として、上記の2つが理由として挙げられますが、その根拠は気になりますよね。
楽天モバイルも圧倒的な料金プランを出しており、大変人気がありますが、私はそれでもJCOMモバイルを押します。
その根拠としては、
- 子供のデータ使用量は1GBでも十分
- 通信制限がかかる
- LINEのID検索が出来ないから安心
といった、一般的にはデメリットと思われるような内容が、子供用のスマホでは大きなメリットになってくるんです。
それでは、紹介していきますね。
目次
J:COMモバイルの概要とおすすめ
まずは、J:COMモバイルの概要から紹介してきましょう。
J:COMモバイルは、au回線を利用した、いわゆるタイプAのMVNOです。
MVNOというのは、docomo、au、SoftBankといった大手キャリア(MNO)が建てたアンテナを間借りして、通信だけ契約している会社のことで、格安スマホのことです。
表で簡単に見てみますと
使っている回線(MNO) | タイプ | 格安スマホ例(MVNO) | 特徴とWebの評判 |
---|---|---|---|
docomo | タイプD | イオンモバイル、IIJmioふぉん、OCNモバイルONE | 貸している会社が多く、遅いという声がとても多い |
au | タイプA | UQモバイル、J:COMモバイル | 貸している会社が少なく、速いという声がとても多い |
SoftBank | タイプS | nuroモバイル、b-mobile | 貸している会社がほとんどないが、速いという声が少ない |
楽天モバイル | ー | ー | 貸している会社はない、まずは自社のアンテナを建設中 |
MVNOを契約するのであれば、タイプAであるau回線を使っている会社と契約するのがおすすめです。
J:COMモバイルの月額料金
音声SIMというのは、電話番号が付与されたSIMカードのことで、通話ができるSIMカードのことです。
他にもインターネットだけ使えるデータSIMや、インターネットとショートメッセージだけ使えるSMS対応データSIMがあります。
ここでは、通話ができる音声SIMのみ紹介していきます。
J:COMモバイルの月額料金表
データ容量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
スタート割適用時 | ー | ー | 1,738円(12か月) | 2,178円(12か月) |
月額料金 | 1,078円 | 1,628円 | 2,178円 | 2,728円 |
制限後の速度 | 200kbps | 200kbps | 1Mbps | 1Mbps |
ここでおすすめとなるのは、「1GB」と「10GB」のプランです。
- 1GBの音声SIMが、月額1,078円(税込)
- 10GBの音声SIMが、月額2,178円(税込)
これは、有名な会社が運営している格安SIMでは「かなり安い」と言えます。
もちろん、初めて聞くような会社がやっているSIMには、もう少し安い所もあるんですが、それでも値段はあまり変わりませんし、全く知らない会社には少し不安を感じますよね。
- 小学生~中学1年生くらいまでは、1GBのプラン
- 中学生~高校生くらいまでは、10GBのプラン
うちではこんな感じで考えています。
J:COMモバイルの端末
端末は家電量販店やネットなど別で購入する方、ご両親のお下がりを使わせる方などもいらっしゃると思いますが、
J:COMモバイルで契約する際に、端末も合わせて購入することができます。
J:COMモバイルで購入する際は、お手持ちのクレジットカードなどで36ヶ月の分割購入ができますし、なにより手数料がかかりませんので、おすすめです。
おすすめの機種は使い方によっていくつか異なりますので、機種について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ここでは、「子供用には」特に人気のある、
- iPhone7
- Galaxy A21
という2機種に絞って、紹介していきたいと思います。
機種名 | iPhone7 | Garaxy A21 |
価格 | 一括:47,520円 24回:1,980円 36回:1,320円 | 一括:27,720円 24回:1,155円 36回:770円 |
色 | シルバー/ゴールド | ホワイト/ブラック |
本体サイズ | 138.3×67.1×7.1 (mm) | 150.0×71.0×8.4 (mm) |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.8インチ |
画面解像度 | 1,334 × 750 | 1,600× 700 |
重さ | 約138g | 159g |
CPU | Apple A10 Fusion | Exynos 7884B |
RAM/ROM | 2GB/128GB | 3GB/64GB |
バッテリー | 1,960mAh | 3,600mAh |
アウトカメラ | 1200万画素 | 1300万画素 |
インカメラ | 700万画素 | 500万画素 |
「iPhone7」の方が2万円ほど端末代が高いですので、性能もいいと思って頂いて問題ありません。
「Garaxy A21」は確かにお値段は安いですが、性能が少し低めに設定されているので、今だと、2年間待たずに重くて使えなくなってしまうかもしれません。
個人的には、分割購入なら500円くらいしか変わりませんので、「iPhone7」がおすすめです。
価格を、プラン料金と合算で、比べて見てみましょう。
項目 | 1GBのプラン | 10GBのプラン |
---|---|---|
プラン料金 | 1,078円 | 2,178円 |
iPhone7を合算したとき | 2,398円 | 3,498円 |
Galaxy A21を合算したとき | 1,848円 | 2,948円 |
ご覧の通りですが、J:COMモバイルで「iPhone7」をセット購入する場合
- 1GBのプランなら、「月額2,398円」
- 10GBのプランなら、「月額3,498円」
で契約できてしまうわけです。
この金額に端末代まで入っているんですから、ものすごく安い!というのも分かって頂けるんじゃないでしょうか。
J:COMモバイルの速度と評判ってどうなの?
J:COMモバイルユーザーのいろんな県域に住んでいる方たちが、速度チェックを行い、報告してくれています。
100%正確とは言えないかもしれませんが、それでも非常に参考になる内容ですよね。
J:COMモバイルの速度平均はどれくらい?
時間帯 | 下り | 上り |
---|---|---|
朝 | 48.32Mbps | 8.02Mbps |
昼 | 36.92Mbps | 11.36Mbps |
夕方 | 70.64Mbps | 9.15Mbps |
夜 | 23.15Mbps | 6.94Mbps |
深夜 | 30.47Mbps | 11.07Mbps |
これだけの速度が出ていれば、正直まったく問題ありません。
さすがタイプAの格安スマホだと言えるでしょう。
タイプDの速度平均はどれくらい?
時間帯 | 下り | 上り |
---|---|---|
朝 | 35.49Mbps | 10.0Mbps |
昼 | 4.29Mbps | 4.42Mbps |
夕方 | 17.35Mbps | 4.36Mbps |
夜 | 18.62Mbps | 4.94Mbps |
深夜 | 43.84Mbps | 22.73Mbps |
早朝と深夜という、人が使っていない時間帯はJ:COMモバイルと同程度の速度ですが、
昼から夜までの一番使いたい時間帯では、少し物足りない速度かもしれませんね。
docomo回線を用いたタイプDは、利用者が著しく多いので、使う人が多い時間帯は特に、速度が遅くなってしまう傾向があるようです。
子供用には、J:COMモバイルがおすすめである理由
続いて、J:COMモバイルを子供用で利用するメリットについて紹介していきましょう。
冒頭でも紹介しましたが、
- 子供のデータ通信容量は1GBでも十分
- 他社よりも月額が安い
- 1GBで制限がかかるため、料金は勝手に上がらない
- LINEのID検索ができないため、安心
と、4つの理由を挙げられますが、少し複合的なので順番に解説していきましょう。
子供のデータ通信容量は1GBでも十分
小学生、中学生くらいの子供のスマホ利用用途は、ゲームと動画、LINEなどのSNSくらいのものです。
そのうえ、
家の外(Wi-Fi環境がない状態)での利用用途で考えますと、大容量通信をよくする子は限られてくるでしょう。
そもそも、学校には持っていかないでしょうし、
よしんば持っていっても、動画やゲームなどはしないでしょう。※うちの学校は持ち込み禁止ですし
お休みの日は外に持っていくこともあるでしょうが、子供が一日中自由にスマホを使えるようにする家庭は少ないんではないでしょうか。
もちろん自由なご家庭はあって然りですが、多くのご家庭ではなんらかのルールを設定して、スマホを持たせることが一般的なようです。

例えば、スマホは「家の中だけ」で「夜は2時間」までというルールを設定した場合(我が家の基本ルール、外でLINE連絡くらいは多少多めに見てます)
つまり、スマホの利用は、
自宅のWi-Fiに繋いで通信することがほとんどになりますので、スマホのデータ通信容量など全くいらないんです。
- データ通信量など、Wi-Fiがあれば1GBで十分
LINE程度は通信制限にかかっても十分使えますし、ゲームと動画は家でしかしませんし、
もちろん、高校生くらいの大きい子供なら話しは別でしょう。
うちも高校生になったら契約自体を変えてあげる必要があると思ってますが、今現在では全く支障なく使えているようです。
では続いて、その中でどうして「J:COMモバイル」がおすすめなんでしょうか、紹介していきますね。
他社よりも、月額料金が安い
サービス | J:COMモバイル | 楽天モバイル | ワイモバイルS | UQモバイルS | OCNモバイルONE | IIJみおふぉん |
月額利用料金 | 1,078円 | 1,078円~ | 2,178円 | 1,628円 | 1,298円 | 1,298円 |
セット割引 | - | - | -1,188円 | -638円 | -220円 | -660円 |
備考 | - | ※月額が従量制 | 光セット割あり | ※光セット割あり | ※光セット割あり | ※光セット割あり |
データ量 | 1GB | ~3GB | 3GB | 3GB | 1GB | 1GB |
データ容量の少ないプランに絞って比較してみますと、やはりJ:COMモバイルが他社よりも安いです。
楽天モバイルも、1,078円という月額料金で使用することができますが、
- 「楽天モバイル」は、従量制なので使った分だけお金がかかります
つまり、J:COMモバイルのように1GBを超えれば制限されるような契約ではなく、通信すればするほど月額料金が高くなってしまうのです。
データの制限をかけることができませんので、最大の3,278円まで上がってしまうことになると思います。
ワイモバイルや、UQモバイルも格安スマホの中では大手の会社ですが、
- 「ワイモバイル」と「UQモバイル」は、光もセットで契約しないと高いです
ご自宅のインターネットを、ソフトバンク光やauひかりなどとセット契約できるのならいいんですが、
J:COMモバイルのように自宅のインターネットと切り離して考えることができないので、スマホを変える度に、いちいち家のインターネットまで気にしないといけません。
その点、J:COMモバイルは最初から安いので、インターネットをどこで利用していても関係ありませんし、J:COMサービスを利用していれば端末も安く買えますからお得ですよね。
LINEのID検索ができないため、安心
本来これはデメリットになるかもしれません。
しかし子供用として考えますと、実は圧倒的なメリットになるんです。
MNOである大手キャリア
- docomo
- au
- SoftBank
- 楽天モバイル
この4社に関しては、LINEのID検索が出来てしまいます。
そのため、悪意のある大人に狙われる可能性が著しく上がるといっても過言ではないでしょう。
昔と違い、最近はYouTubeなども普及し、両親や学校の先生以外の「知らない大人」を身近に感じる機会が増えています。
そのネット上の「知らない大人」だから相談できると考えてしまい、相談しているうちに犯罪に巻き込まれるケースも年々増えているようです。
うちにも子供がいますので、個人的には、ID検索はできない方がいいと思っています。
J:COMモバイルのデメリット
デメリットはやはり、大手キャリアなどと比較すると、インターネット通信が少し遅いという声があることです。
しかし、これは格安スマホなら当たり前のことですし、だから月額が安いと割り切るしかないところだと思ってます。
とはいえ、私自身使ったことがありますし、
いろんな方が報告してくれている速度チェックなどを見ても、まったく問題なく使える数値ではないかと感じています。
そのうえ、
インターネットの速度が遅いというのは本来であれば、圧倒的なデメリットになるかもしれませんが、今回は子供用のスマホとして紹介しています。
子供用で考えてみますと、
- Wi-Fiでの利用がメインの子供には、J:COMモバイルの実測値など関係ない
と、強気(笑)でおすすめすることができます。
もし、うちと同じように
お子さまが自宅メインでスマホを利用されるようでしたら、J:COMモバイルのインターネット速度なんて関係ありません。
Wi-Fiの速度は光などの固定回線の速度によって変わりますので、Wi-Fiありのままの速度で利用することができます。
まとめ
ということで、情報を整理しますと
- 1.子供のデータ容量は1GBで十分
- 2.他社よりも月額が安い
- 4.通信制限がかかるため勝手に金額が上がらない
- 5.LINEのID検索が出来ないから安心
といった、4つのメリットから
「Wi-Fi環境下での利用がメインになるなら」という条件こそ付きますが
- 小中学生には、J:COMモバイルの1GBプランがおすすめ!
という結論に至るわけです。
今なら「Web申込限定で、事務手数料3,000円が無料」になっていますので、キャンペーン中にお申込みをするのがおすすめですよ!