「子供にいつからスマホを持たせるのが一般的なんだろう?」
最近では、小学生から持っている子も多いようで、
お子様から「なんでうちはダメなの?もうスマホ持ってる子は一杯いるよ?」と言われた方もいるんじゃないでしょうか。
私はついに言われてしまいました。。
小学生からそんなに沢山の子が持ってるはずない、と考えていましたが、せっかくの機会なので統計を調べ、一般的な時期を考えてみました。
うちの子供にはスマホをいつから持たせよう、と考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
結論だけ先に申しますと
- 5年生は、40%
- 6年生は、55%
- 中学1年生は、80%
の子供たちが自分用のスマホを所有しているようです。
これだけでは判断も難しいと思いますので、もう少し詳しく解説していきますね。
目次
小学生のインターネット使用率は86%強
まず、小学生はどれほどインターネットに馴染みがあるのでしょうか。

図をご覧頂ければお分かりかと思いますが、小学生の実に86%の子供達は既にインターネットを利用していることが分かります。
しかしこれは、子供自身のスマホだけでなく、家族の共用スマホも含みますので、あくまでも参考程度です。
小学生が自分のスマホを持つのは5年生から!?
小学生といっても、1年生と6年生では大きな違いがあります。
そこで、6歳から13歳までの年齢ごとに分けて統計を調べてみました。

うちの子は5年生ですが、実際40%くらいの子が持っているんですね。。
私は逆に、40%って半分もいないじゃないか、とも思ったんですが、
子供って、始めてスマホ買ってもらったら友達には言いたくなりますもんね。(子供に限らないかも…)
つまり、買ってもらった、という良い話しばかり聞くでしょうから、子供の体感的には、沢山の友達が持っているになってしまうのでしょう。
子供にとって、クラスに40%もスマホを持っている子がいると、持っていない自分は遅れている子と思ってしまうんでしょうかね。
12歳では55.7%の子がスマホを持っているとのことなので、うちは6年生になったらかな、と思ってます。
もちろん、ご家庭ごとにその判断は違っていいと思います。
うちの場合は話しが出るタイミングによっては、昨年の誕生日やクリスマスのイベント事の時にプレゼントしてたかもしれません。
蛇足ですが、13歳で自分のスマホを持ってる子が78%もいるんですね。。私は大人になってからだったのに笑
小学生のスマホ用途は大人と近い
さて、スマホを購入してあげたとしましょう。
次は、子供たちがどんな用途で使うのかが気になりますよね?
6歳から13歳までの、スマホを持っている小学生たちがスマホを利用する用途をまとめてみました。

6歳から10歳までの低学年(4年生も入りますが)は、「動画」と「ゲーム」が大半を占めています。
その他の用途が少ない理由の多くは「自分のスマホじゃないから」でしょう。
しかし、半数近くが自分のスマホを持つ11歳からは、「コミュニケーション」「情報検索」「音楽」など、趣味やプライバシーに関することが増えてきます。
12から13歳では更に増えるわけです。
音楽はいいですが、「コミュニケーション」と「情報検索」は怖いですよね。
最近は犯罪に巻き込まれたニュースも多いですし、アダルトサイトなんかの有害なサイトも見せたくないですし。
やっぱり、対策はしないといけませんよね。
子供を守る4つのスマホルール
子供がスマホを利用する影響は、「SNSなどで犯罪に巻き込まれる」「アダルトサイトなどの有害サイトで悪影響を受ける」などだけでなく、
画面が小さいですから「近くで見ることで視力低下につながる」ことや、操作性などの問題から「姿勢が悪くなり背中が曲がる」こともあります。
こういったリスクから子供を守るのは、スマホを買い与える側である大人の責務だと思っています。
口で約束しても、興味には勝てないのが人間の性です。これは子供を信じるか否かではなく、人間という種族がそういうものなんだと思いましょう(苦笑)
とはいえ、ルールは必要だと思います。
統計でも子供にスマホを持たせる場合は、88.3%の保護者が「ルール」を設けていると回答しています。
そして、そのほとんどが、以下の4つのルールです。
- 1.一日の利用時間を決める
- 2.アカウントは保護者が作ったもの
- 3.保護者の目の届く範囲で利用させる
- 4.ネット利用状況を把握する
特に重要な「時間設定」と「アカウント作成」について説明します。
1.一日の利用時間を決める
一日の利用時間を決まるのはとても大事なことです。
もちろん目に悪いから、という理由もありますが、時間の感覚を掴むという意味もあります。
小学生のテストなどは50分~60分が1セットになってますので、その1セットを覚えさせるには最適だと思います。
また、子供は楽しいことには熱中しやすいものです。
うちの子は集中力があんまりない気がして、、、という不安を持っていても、楽しいことや好きなことには集中する子が多いものです。
まずは子供が楽しいと感じることから集中力を鍛えてもいいかもしれませんね。
では一般的な利用時間はどれくらいなんでしょうか?
6歳から13歳までの、スマホの利用時間をまとめてみました。

2.アカウントは保護者が作ったもの
子供のスマホに設定するアカウントは、保護者が作ったものを使用するのがおすすめです。
もちろん、保護者の方と同一のものである必要はありません。
子供用に保護者がアカウントを作り、パスワードなどは子供に知らせないようにしておくことが重要です。
アカウントは例えば
- Googleアカウント
- Apple ID
などのことで、
アカウントを子供が作ったもので使用すると、
- 検索履歴が見れない
- アプリのインストールが自分で出来る
- 一度設定すれば課金し放題
といったように、
とても困ったことになりますし、こういった報告も本当に多いようです。
フィルタリングサービス
最後にスマホのフィルタリングサービスについて簡単に紹介します。
まず、平成30年以降、18歳未満の青少年が利用するスマホには、有料のフィルタリングサービスを設定することが義務化されています。
保護者の方の同意があればフィルタリングを外すことは出来ますが、契約時は必須で必要です。
ちなみにフィルタリングサービス自体は、デジタルアーツ社の「i-フィルター」が有名です。
有名といいますか、基本的に全て「i-フィルター」です。
大手キャリアでも楽天モバイルなどの新興キャリアでも、オプション契約するフィルタリングサービスは「i-フィルター」になっています。
実際にWebなどで購入するよりも、携帯会社でオプションとして契約した方が安くなりますので、先んじて購入しないようにしましょう。
「i-フィルター」の使い方や性能比較については、以下の記事で紹介しています。
参考にしてみてくださいね。
まとめ
ということで、データなどの細かいお話しもありましたので、情報を整理していきたいと思います。
まず、小学生にスマホを持たせるか否かは「半々」です。
- 5年生は、40%
- 6年生は、55%
- 中学1年生は、80%
上記のような所有率ですので、小学校高学年では、持っていても持っていなくても一般的と言えるでしょう。
しかし、中学1年生では持っているのが一般的と言える数値になっているかと思います。
また、スマホを持たせるのであれば、子供を守る4つのルールを定めるのがおすすめです。
- 1.一日の利用時間を決める
- 2.アカウントは保護者が作ったもの
- 3.保護者の目の届く範囲で利用させる
- 4.ネット利用状況を把握する
上記の4つをしっかりと対策することで、子供が犯罪に巻き込まれるのを防ぎ、有害なサイトから大切な子供を守ることにもつながります。
そして、上記の管理を手助けするサービスとして、フィルタリングサービスがあり、携帯契約時にオプションで契約することが義務付けられています。
しっかり使いこなせば本当に便利に利用できますので、是非活用してみてくださいね。
最後に、今お子様のスマホを検討しているなら、絶対に楽天モバイルがおすすめです。
なんせ1年間はタダですからね笑