
「1年無料、とかやっててお得なのは分かるけど、なんだかんだ不便なんじゃないの?」
「スマホ代は安くしたいけど、格安スマホは不安。」
「iPhoneだとなんかあんまりなんでしょ?」
実際、1年無料ですから、おそらく多くの方が検討してみたことはあるんじゃないでしょうか。
その上で、いったん様子見とされている方も多いと思います。
しかしながら、
- 今だからこそ、すぐに契約をすべき
と、おすすめする理由があります。
それは、
- 月額だけでなく、端末も実質無料
- これからは「サブブランド」が主流
という2つのポイントが大きく関わってきます。
この記事では、
2つのポイントの根拠だけでなく、楽天モバイルのサービスの概要や、エリアの再確認、おすすめの機種も紹介していきます。
もしも、子供用のスマホとして検討されている方は、先に以下の記事をご覧ください。子供用に厳選したSIM会社を3社紹介しています、参考にしてくださいね。
ということで、
公式サイトよりも少し深く踏み込んで、楽天モバイルを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。

楽天モバイルの料金プラン
「世界の主要キャリアで唯一、1つの料金プランしか出さない。将来的にも出す予定がない」
三木谷浩史会長兼社長
既に、様々な会社が追随し、1つの料金プランで勝負する企業が現れましたが、
といっても、結局は大手キャリアがオンライン限定申込のサブブランドを作って真似しただけで、主要キャリアではまだ唯一のサービスと言って過言はないでしょう。
さらに、
- 通話かけ放題
- インターネット使い放題
という2つが標準でついており、本当にとんでもないサービススペックになっています。
UN-LIMIT Ⅴ
プラン料金 |
UN-LIMIT Ⅴ 2,980円/月 |
楽天モバイルは、この1プランだけです。
- 通話かけ放題
- インターネット使い放題
月額2,980円で、これだけのサービススペックは本当に凄いですよね。
しかしながら、
「通話かけ放題」と「インターネット使い放題」にはいくつか条件がありますので、それぞれ解説していきます。
通話かけ放題
通話かけ放題には、専用のアプリが必要です。
しかしながら、
面倒を感じるようなことはなく、今まで使っていた「緑の電話アプリ」ではなく、「Rakuten Link」という「ピンクの電話アプリ」を利用するだけです。

問題があるとすると、たまに不具合が出ます。
多くの場合は、端末のOSアップデートに対応していないことが原因で、主な症状は「Rakuten Link」アプリをタップしてもアプリが開かない、という内容です。
今はLINE通話などもあるのでプライベートでは困る方は少ないと思いますが、仕事で使うには困ってしまいますね。
そのため?
サービスの不安定性を予期してかは分かりませんが、楽天モバイルは法人契約を受け付けていません。
とはいえ、実際OSアップデート時の不具合もそんなに多くは出ていません。一般で使う方はそんなに気にする必要はないかもしれませんね。
インターネット使い放題
楽天モバイルのインターネット使い放題は、「楽天回線エリアのみ」となっています。
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア
というエリアによってサービス内容が変わりますので、契約前に、自分が使うエリアがどうなっているかをしっかり把握しておきましょう。

上の図にも書いていますが、楽天モバイルのエリアは、「楽天回線が使えるエリア」と楽天回線が届かず「au回線を使うエリア」に分かれます。
その中で、「楽天回線エリア」だけがインターネットを無制限で利用できることになっており、
「楽天回線エリア」の外である「au回線を使うエリア」でスマホを利用する場合
パートナーエリアでは、5GBのデータ上限あり
というプランになっています。
お住まいの地域によって、サービススペックが大きく変わりますので、契約前に以下のリンクからエリアチェックをしてみてください。
特筆すべきメリットとデメリット
本当に助かるメリット
通信制限がかかっても1Mbpsで使い放題
上述した通り、
「楽天回線エリア外」に当たるパートナーエリアでは、auの電波が5GBまで使えます。
逆にいうと、その5GBを超えてしまったときに通信制限がかかるわけです。
しかしながら、楽天モバイルは
- 通信制限時の速度が「1Mbps」
となっており、
通信制限にかかっているにも関わらず、「インターネットの検索」だけでなく「ゲーム」、「youtube」や「fulu」などの動画サイトなども十分に利用できる状態です。
筆者の実体験としては、
- インスタグラムは表示が少し遅い
- 制限時の昼間は使えるレベルではない
という所はありました。
というのも、通信制限時の速度が「1Mbps」というのは「12:00~13:00」と「18:00~19:00」には適用されず、「300Kbps」の通信速度になっているからです。
なので、私は普段
パートナーエリアは常に制限モードにし、「12:00~13:00」と「18:00~19:00」だけ高速モードで利用するようにしています。
※モードの切り替えは、「My 楽天モバイル」というアプリで1タップするだけなので、いつでもすぐに利用できますし、もちろん何度やっても無料です。
クレジットカードがなくても契約できる

実は、大手キャリア以外の携帯サービスは、そのほとんどがクレジットカード必須なんです。
しかし、楽天モバイルの支払いは、クレジットカード・デビットカード・口座振替の3種類から選べます。
※口座振替の場合、振替手数料として100円かかりますので注意してください。
本当に困るデメリット
楽天回線はまだエリア拡大中

楽天回線はまだ拡大中なので、パートナーエリアの方からするとデメリットですよね。
そして、楽天回線エリア内の方でもビルの中や地下に関してはパートナーエリア扱いになります。
例えば東京のど真ん中である「東京駅の八重洲地下街」でさえ、パートナーエリアですからね笑
正直、まだまだこれからのサービスと言えるでしょう。
しかしながら、
パートナーエリアだったとしても「データ通信が5GB」まで使えて「制限後1Mbps」で使い放題。
更に、「通話かけ放題」までついていて、今ならまだ「1年無料」です。
これくらいのデメリットなら十分におつりが来るでしょう。そもそも無料ですし笑
しかし、次に紹介するデメリットは頂けません。
パートナーエリアの打ち切り
これは酷いです。
楽天モバイルを紹介している記事でこんな書き方はどうだろうと思いますが、これは本当に酷い。
内容を解説しますと、
今まで紹介していたパートナーエリアは、上述した通り「au回線」を「借りています」。
そして、auが貸し出しを急にやめ始めており、これからも少しずつ広げていくそうです。
これ、本当に
- 突然、圏外になります
幸いにも、初回の打ち切り対象外だったエリアは、楽天モバイルでも対策方針が定まっていますから不便さは少ないかと思います。
ちなみに、
今後、ご自宅や会社がパートナーエリアの打ち切りに入った場合は、ドコモのMVNOである楽天モバイルと端末を無償で貸してもらえます。
auに打ち切られたパートナーエリアは、KDDIでしか公表していません。
契約前に「必ず」確認してくださいね。

【順次終了中のエリア】※下記の市区町村はローミングサービスを一部終了しています。
八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、神津島村、小笠原村
上記にお住いの方全てではありません、あくまでも黄色い場所だけ圏外ですので、かすっているだけで表示されている市もあります。
詳しくは以下のリンクから確認してくださいね。
楽天モバイルで使える機種
楽天で利用できる機種は、大別すると以下の3通りだけです。
- SIMフリーで購入した「iPhone」
- キャリアで購入した「iPhone」
- 楽天モバイルで購入した「Android」
ここに書いていませんので、お気づきの方もいるかもしれませんが、
- キャリアで購入した「Android」は、使えない
- SIMフリーで購入した「Android」は、ほぼ使えない
ということは覚えておきましょう。
一応、公式で発表している楽天回線の対応端末紹介ページのリンクを張っておきます。
気になる方はご確認ください。
それでは、
それぞれ簡単に、注意点を紹介していきますね。
楽天モバイルでiPhoneを使いたい場合
楽天モバイルのサービス開始当初は、iPhoneが利用できませんでした。
しかしながら、
- 型が古くなければ、iPhoneは使える
ようになりました。
一部利用できない機能なんかもありますが、まずは、利用できる機種を紹介します。
- iPhone 12以降
- iPhone SE2
- iPhone11 Pro Max
- iPhone11 Pro
- iPhone11
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone XR
最新のiPhoneはもちろんのこと、「iPhone XR」というシリーズから利用することが可能です。
「iPhone X」以前の機種は使えない
上記で説明した通り、楽天モバイルで使用できるiPhoneは「iPhone XR」以降です。
これは、キャリアから購入した機種でも、AppleストアなどでSIMフリーとして購入した機種でも同じです。
「iPhone X」や「iPhone 8」、「iPhone 7」などは対応しておらず、SIMカード差しても認識しないことが確認されていますので、
もし該当される方は、別の機種を購入する必要があります。
キャリアで購入したなら「SIMロック解除」が必須
iPhoneをそのままで大手キャリアからMNPする場合、SIMロック解除が必要です。
それ以外でも、お下がりで使う場合や、中古で用意した場合など、
大手キャリアで買った端末は「SIMロック」されている
そのため、乗り換えるためのMNP予約番号などを発行する前に、SIMロック解除してもらうとスムーズです。
SIMロック解除の手続きは、webから簡単にすることができて、
ドコモやau、ソフトバンクの「My ○○」にログインすると、メニューから選べるはずです。
ただし、
契約内容によっては、契約から100日経っていないとSIMロック解除が出来ない、というルールが適用になっている場合もあります。
不安な方は、契約している携帯キャリアのショップでMNP予約番号を発行してもらってから、楽天モバイルを契約しましょう。
プロファイルのインストールが必要
実際に、楽天モバイルのSIMカードを手に入れてからのお話しです。
どうやら、
iPhoneは対応の機種を用意したのに「インターネットが使えない」というお困りごとが非常に多いようです。
実は知っていれば簡単で、ほとんどの場合、プロファイルをインストールしていないことが原因です。
聞きなれない方も多いかもしれませんが、プロファイルのインストールはとても簡単で、まず間違いなく誰でもできます。
上のリンクで、公式ページの「動画でかんたん初期設定」が視聴できます。
これを見て分からない場合は、、、どうしていいか分かりません笑
というくらい簡単ですから、安心してください。
楽天モバイルで購入した機種を使いたい場合
この記事では、筆者がおすすめする3機種に絞って紹介したいと思います!
まずは性能表をご覧ください。
機種名 | Rakuten Hand | OPPO Reno3 A | AQUOS sense3 lite |
色 | ブラック/ ホワイト/ クリムゾンレッド | ブラック/ ホワイト | ライトカッパー/ シルバーホワイト/ ブラック |
本体サイズ | 138.0x63.0x9.5 (mm) | 160.9×74.1×8.2 (mm) | 147×70×8.9 (mm) |
画面サイズ | 5.1インチ | 6.44インチ | 5.5インチ |
画質 | 1,520×720 | 2,400 × 1,080 | 2,160×1080 |
重さ | 約129g | 約175g | 約166g |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 665 | Snapdragon 630 |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 6GB/128GB | 4GB/64GB |
バッテリー | 約2,750mAh | 4,025mAh | 約4000mAh |
アウトカメラ | 約4,800万画素 +200万画素 | 約800万画素 +約4800万画素 +約200万画素 +約200万画素 | 約1,200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 | 約1,600万画素 | 約800万画素 |
防水/防塵 | 〇/〇 | 〇/〇 | 〇/〇 |
時期によっては、SIM契約とセットで購入することで大量のポイントが還元されることがあります。
ポイント還元で実質無料以下で手に入る端末もありますので、絶対今のうちに抑えた方がいいですよ!
最新のキャンペーンについては、以下の公式ホームページでご確認ください。
Rakuten Hand

一番の特徴は、
129gという超軽量に、ほどいい性能を積んでいる点です。
スマホ画面の巨大化が進み、特に女性にとっては片手操作できない端末ばかりが主流になっていて、お困りの方もいるんじゃないでしょうか。
「Rakuten Hand」は本当にほどいい大きさであり、CPUの性能だけでなく、カメラの性能も十分備わっているので、本当にオススメです。
OPPO Reno3 A

特徴として、4,025mAhの大容量バッテリーを積んでいますので、電池持ちは本当に素晴らしいです。
さらに、4眼カメラを搭載しており、119°の超広角レンズ、標準レンズ、モノクロレンズ、ポートレートレンズが付いているので、
シャッターを押すだけでぼかしや陰影などを自動調整してくれて、簡単に綺麗な写真が撮影出来ます。
AQUOS sense 3 lite

OPPO Reno3 Aには少し劣りますが、一般的な利用には十分なCPUで、様々な機能をもっているため、バランスの良さが売りです。
ネットや、SNS、一般的なゲームも普通に使えますが、重い3Dゲームを快適に遊びたい方は、AQUOS sense3のCPUのスペックでは力不足かもしれません。
とはいえ、普通のゲームには十分な性能を持っていますし、防水・防塵、顔認証・指紋認証、おサイフケータイにも対応しています。
また、簡単モードがついていますので、らくらくスマホのように使う事もできます。
まとめ
多くの情報を紹介しましたので、最後に情報を整理していきます。
楽天モバイルは、月額2,980円で
- 通話かけ放題
- インターネット使い放題
というサービス内容ですが、
申込む前に絶対に確認した方がいいことがいくつかあります。
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア
- パートナー回線打ち切りエリア
- iPhoneのシリーズは「XR」以降
- iPhoneのSIMロック解除有無
最低でも、この4点だけ確認しておけば、大きく失敗することはないはずです。
今だからこそ、申込みをした方がいい根拠を紹介しますと、
- 月額だけでなく、端末も実質無料
- これからは「サブブランド」が主流
という2点ですが、
大手キャリアがオンライン限定のサブブランドを開始しています。
そして、
これからの主流は、間違いなくサブブランドと楽天モバイルになってくるでしょう。
その時に、サポートの薄いオンライン契約が初めてでは、大きなミスをしてしまったり、お得な時期に乗り遅れてしまうと思います。
しかし、
楽天モバイルは、今だったら「月額料金」も「初期費用」も「端末代」も「違約金」も全てが無料です。
オンライン契約が初めての方は特に、今のうちに契約してみてください。多少失敗したっていいじゃないですか、なんたって全部が無料なんですから。