IT関連(端末/性能/技術) UQモバイル 格安スマホ

UQモバイルの機種変更で失敗、プラチナバンドに要注意!

これから「UQモバイル」や「mineo」、「J:COMモバイル」などのau回線を使ったMVNOを検討中の方、もしくは、既にご利用中で機種(端末)を変更の考えている方は必見です。

題名の通りですが
au回線を用いたMVNOは、バンド18/26(800MHz帯)という「プラチナバンド」に対応している端末を選ばないと失敗します!

筆者は実際に「バンド18/26非対応の端末」と「UQモバイル」という組み合わせで利用しました。

結果は「建物の中では電話がブツブツ切れる」という、大失敗な組み合わせだったわけですが

この記事では、

  • どんな端末だと電話がブツブツ切れるのか(プラチナバンド対応端末は?)
  • au回線のMVNOで、失敗しないためにはどうしたらいいか

を解説しています。

au回線の格安スマホを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!

そもそも、バンド(周波数帯)だとか、プラチナバンドってのはなんだ?という方は、以下の記事で解説しています。

先に目を通してもらうと、この記事もより分かりやすくなると思いますので、参考にしてくださいね。

契約する「SIM」と購入する「端末」はバンドを揃えましょう

キャリアごとに使えるバンドは違う

そもそもキャリアとは、「docomo」「au」「SoftBank」「楽天モバイル」など自社でアンテナを持っている会社のことです。

「大手キャリア」と「格安スマホ」なんて風に対比されてますよね。

大手キャリアはMNOと呼ばれ、自社でアンテナを立てることで電波を飛ばしてます。

実は電波を飛ばす、という行為には許可が必要です。

便利だからといって電波をみだりに濫用したり出来ないように、総務省が中心となって電波の監理をしているんです。

なぜかというと、電波を「公平」に「効率良く」使うためですね。

例えば、同じ周波数の電波を色んな会社が使った場合、電波同士が邪魔し合って、正しく通信できない場合があります。

これは「電波干渉」なんて言ったりしますが、聞いたことある方も多いでしょう。

ですから、キャリアごとに電波の周波数帯が被らないよう、総務省が割り振って決めているんです。(実際はコンペ形式という名の話し合いみたいですが)

その割り振られた周波数帯を「バンド」と呼ぶわけですね。

キャリアごとにバンドが違うということは、アンテナが飛ばす電波の周波数帯(バンド)がそれぞれ違うということです。

つまり、その電波を受け取るスマホも対応する周波数帯(バンド)がそれぞれ違うということですね。

全部の周波数帯(バンド)に対応したスマホがあれば便利なんでしょうけどね。

同じ製品名のスマホでも対応バンドが違う

例えば、「Xperia 1」というスマホがあります。

Xperiaというのは、Sonyモバイルが作っている大人気のAndroidスマホですよね。

この「Xperia 1」は、実は製品名であって製品の型番ではありません。

イメージしやすいように、以下の図をご覧ください。

このように、
「Xperia 1」という製品自体は確かにSonyモバイルが作っていますが、それぞれの大手キャリアごとにカスタマイズしてから提供しています。

ですので、同じ「Xperia 1」を持っていても、docomoで買った方とauで買った方、SoftBankで買った方は皆さん別の商品を持っているんですね。

とはいえ、基本的な性能は全く同じです。

何が違うのかというと「対応バンド」が違うのです。

端末の対応バンドをキャリアごとに最適化することによって、値段を少しでも安くしようということでしょう。(ということにしておきましょう。)

ですから、端末の「対応バンド」は、購入したキャリアによって変わります。

製品名ではなく型番を見るようにしましょう。

ちなみに、
SIMロック解除をして、SIMフリースマホになったとしても、端末の対応バンドは変わるわけではありません。

auのスマホをSIMロック解除したら、auのバンドに強く、docomoとSoftBankのバンドには弱いSIMフリースマホになるわけですね。

SIMと端末のバンドが一致しないと使えないの?

ここまでの説明で、契約する「SIM」にも購入する「端末」にも、それぞれ対応バンドが設定されていることがお分かりかと思います。

では、ソフトバンクの端末をSIMロック解除し、au回線のSIM(UQモバイルなど)を使う場合どうなるでしょうか。

結論としては、ある程度使えます。

もちろん、「SIM」と「端末」にそれぞれ対応しているバンドが全てすれ違っていた場合、本当に何も使えないのですが、

そんな事は絶対ありません。

なぜかというと、「バンド1」と「バンド3」という全世界共通で使える周波数帯があるんです。

ですので、
どのSIMを契約しようと、どの端末を購入しようと、ほぼ必ず「バンド1」と「バンド3」は対応してます。

おかげで「ある程度」は使えるわけですね。

とはいえ、プラチナバンドを拾えないと「ある程度」より良くならないことも事実です。

利用する予定のプラチナバンドは必ず確認しましょう

プラチナバンドとはなにか?

バンドは周波数帯である、という話しをしてきました。

周波「数」帯ということは「数」がありますよね。

ですので、
実は各バンドごとに800MHz帯、1.7GHz帯、2.5GHz帯などの数値が振られています。

MHz(メガヘルツ)よりもGHz(ギガヘルツ)の方が数字が大きいですから、上の例では、800MHz帯が一番低い数値で、2.5GHz帯が一番高い数値です。

この、数値の低い800MHz帯を「低周波数帯」、その他のGHz(ギガヘルツ)帯を全て「高周波数帯」と呼びます。

「高周波数帯」は障害物など弱いですが、高速インターネット通信などに向いていると言われます。

「低周波数帯」は高速通信には向きませんが、障害物など非常に強く、電波が届きやすい性質を持っています。

どちらも無いと困りますが、特に、「低周波数帯」は使えないと、本当にすぐ電話が切れます。

ビルの中だけじゃありません。戸建てでもマンションでも、駅でもコンビニでも、障害物があればブツブツ切れます。

私の実体験ですが、建物の中だと10分に一回は必ず電話が切れます。

電話会社としては、まずは電話がちゃんと繋がらないと話しになりませんから、「低周波数帯」である800MHz帯は本当に大切なのです。

携帯会社にとって、800MHz帯はそれほど価値のある周波数帯であるため「プラチナバンド」と呼ばれています。

au回線のプラチナバンド

バンド番号周波数
バンド12.0~2.1 GHz
バンド31.7~1.8 GHz
バンド111.5 GHz
バンド18800 MHz
バンド26800 MHz
バンド28700 MHz
バンド412.5 GHz
バンド423.5 GHz

ご覧の通り、
au回線のプラチナバンドは800MHz帯である「バンド18/26」です。

バンド28も700MHz帯なのでプラチナバンドに入りますが、まだまだ拡大中なのかあまり拾えません。今回は気にしないようにしましょう。

UQモバイルやmineoなど、au回線の格安SIMを利用する場合、上述のバンドが入っている端末を選ぶといいんですね。

特に「バンド18/26」対応は必須だと思ってください。

私のように「なんとかなるだろう」という甘い考えで端末を選ぶと、ホントに失敗しちゃいます笑

キャリア端末のバンド18/26対応表

まず、auで購入した端末に関してはもちろん「バンド18/26」に対応してますから、ここでは割愛します。

  • au端末は全て、「バンド18/26」に対応している

そのため、こちらではドコモで購入した端末と、SoftBankで購入した端末について、「バンド18/26」対応有無を表にしていきたいと思います。

とはいえ、au端末を使う場合の注意点もありますから、このあとに書きますね。

まずは、以下の対応表をご覧ください。

ドコモ端末をご利用の方

【ドコモ】製品名型番バンド18/26
対応可否
iPhone SE(第2世代)A2296
iPhone 11 pro MAXA2218
iPhone 11 proA2215
iPhone 11A2221
iPhone XS MAXA2102
iPhone XSA2098
iPhone XRA2106
iPhone XA1902
iPhone 8 PlusA1898
iPhone 8A1906
iPhone 7 PlusA1785
iPhone 7A1779
iPhone SE(第1世代)A1723
iPhone 6s PlusA1687
iPhone 6sA1688
Google pixel 3G13B
Google pixel 3XLG13D
Google pixel 3aG020F
HUAWEI P30 proHW-02L
HUAWEI P20 proHW-01K×
LG V60 ThinQ 5GL-51A×
LG style3L-41A×
LG style2L-01L×
V30+L-01K×
JOJOL-02K×
LG styleL-03K×
V20 PROL-01J×
MONOMO-01K×
Galaxy S20 5GSC-51A×
Galaxy S20+ 5GSC-52A×
Galaxy A41SC-41A×
Galaxy Note10+SC-01M×
Galaxy A20SC-02M×
Galaxy S10SC-03L×
Galaxy S10+SC-04L×
Galaxy Note9SC-01L×
Galaxy S9SC-02K×
Galaxy Feel2SC-02L×
Galaxy S9+SC-03K×
Galaxy Note8SC-01K×
Galaxy S8SC-02J×
Galaxy S8+SC-03J×
Galaxy FeelSC-04J×
AQUOS R5GSH-51A△18のみ
AQUOS zero2SH-01M△18のみ
AQUOS sense3SH-02M△18のみ
AQUOS R3SH-04L×
AQUOS sense2SH-01L×
AQUOS R2SH-03K×
AQUOS senseSH-01K×
AQUOS RSH-03J×
Xperia 1 ⅡSO-51A×
Xperia 10 ⅡSO-41A×
Xperia 5SO-01M×
Xperia AceSO-02L×
Xperia 1SO-03L×
Xperia XZ3SO-01L×
Xperia XZ2SO-03K×
Xperia XZ2 PremiumSO-04K×
Xperia XZ2 CompactSO-05K×
Xperia XZ1SO-01K×
Xperia CompactSO-02K×
Xperia XZsSO-03J×
Xperia XZPremiumSO-04J×
Disney mobile on docomoDM-01K×
MZ-01K×
Disney Mobile on docomoDM-01J×
arrows be4F-41A×
arrows Be3F-02L×
arrows BeF-04K×
arrows NXF-01K×
arrows BeF-05J×

SoftBank端末をご利用の方

【バンク】製品名型番バンド18/26
対応可否
iPhone SE(第2世代)A2296
iPhone 11 pro MAXA2218
iPhone 11 proA2215
iPhone 11A2221
iPhone XS MAXA2102
iPhone XSA2098
iPhone XRA2106
iPhone XA1902
iPhone 8 PlusA1898
iPhone 8A1906
iPhone 7 PlusA1785
iPhone 7A1779
iPhone SE(第1世代)A1723
iPhone 6s PlusA1687
iPhone 6sA1688
Google Pixel 4G020N
Google Pixel 4XLG020Q
Google Pixel 3aG020F
Google Pixel 3a XLG020D
Google Pixel 3G013B
Google Pixel 3XLG013D
HTC U11601HT
HUAWEI Mate 20 proLYA-L09
HUAWEI Mate 10 pro703HW
HUAWEI nova lite2704HW×
LG V60 ThinQ 5GA001LG×
LG G8X ThinQ901LG×
LG K50802LG×
OPPO Reno3 5GA001OP
AQUOS R5G908SH△18のみ
AQUOS sense3 plus901SH△18のみ
AQUOS zero2906SH△18のみ
AQUOS sense3 basic907SH△18のみ
AQUOS R3808SH△18のみ
Android One S5S5-SH×
AQUOS R2 Compact803SH
AQUOS zero801SH×
AQUOS R2706SH
Android One S3S3-SH×
AQUOS sense basic702SH×
AQUOS R Compact701SH×
AQUOS R605SH×
AQUOS ea606SH×
Xperia 5901SO×
Xperia1802SO×
Xperia XZ3801SO×
Xperia XZ2702SO×
Xperia XZ1701SO×
Xperia XZs602SO×
Xperia XZ601SO×
ZTE Axon 10pro 5G908ZT×
DIGNO BX901KY×
DIGNO J704KC×
DIGNO G602KC×
arrows U801FJ×

ご覧の通り、
iPhoneを使う方は安心できますが、Androidを使う方は注意が必要です。

実際にdocomoとSoftBankは、ほとんどのスマホがバンド18/26(800MHz帯)に対応していませんね。

iPhoneだけは流石です、米Apple様ですからキャリアに合わせてカスタマイズなんてしないのでしょう。

使いたい端末がバンド18/26(800MHz帯)に対応していなければ、

  • 端末を新たに購入する
  • 電話がブツブツ切れるのを覚悟で使う

どちらかを選択する必要があります。

とはいえ、自身が失敗したので何度でも言います。バンド18/26(800MHz帯)に対応していない端末はおすすめしませんからね。

新しい端末を買いましょう。そこそこの性能でも今安くなってますからね。

筆者のおすすめの端末は【】という記事で紹介しています。参考にしてください。

では次に、au端末を使う場合の注意点を書いていきます。

au端末にau回線なのにSIMロック解除が必要!?

ドコモやソフトバンクをSIMロック解除して使うわけでなく、auで購入した端末を使う場合です。

少しだけ残念な情報ですが、

UQモバイルやmineoで、auスマホをそのまま使いたい場合、SIMロック解除が必要な端末があります。

インターネット上では、VoLTE対応機種はSIMロック解除が必要などと書いてあることが多いですが、その情報は誤りです。

この記事をご覧頂いている方は、余計なお金払わないように、正しく認識してくださいね!

au端末をそのまま使う時の注意点

ご存知の方は多いかもしれませんが、ドコモ回線を使った格安SIMは全てのドコモスマホをそのまま使えますよね。

しかし、
au回線の格安SIMは全てのauスマホをそのまま使えるわけではありません。

UQモバイルやmineoなど格安SIM会社に問題があるわけではなく、au側の問題で、かつ過去の問題なのでもうどうしようもないんです。

簡単に説明しますと、auはSIMロック解除が義務化された2016年頃、ドコモに比べて心が狭k

いえ、総務省のマニュアルにはしっかり沿った上で、経営戦略上、SIMロック解除を必須としていました。

今はもうそんなことしてませんよ、あくまでも開始当初の1~2年くらいです。

ですので、その当時の端末だけはSIMロック解除が必須になっているんです。

もちろん一部のメーカーを除く形ですが、こちらも一覧表を見ていただいた方が分かりやすいですね。

【au】製品名型番SIMロック
解除必要性
iPhone SE(第2世代)A2296不要
iPhone 11 pro MAXA2218不要
iPhone 11 proA2215不要
iPhone 11A2221不要
iPhone XS MAXA2102不要
iPhone XSA2098不要
iPhone XRA2106不要
iPhone XA1902不要
iPhone 8 PlusA1898不要
iPhone 8A1906不要
iPhone 7 PlusA1785
iPhone 7A1779
iPhone SE(第1世代)A1723
iPhone 6s PlusA1687
iPhone 6sA1688
HTC U11HTV33
HTC 10HTV32
HTC J butterflyHTV31
HUAWEI P30 lite PremiumHWV33不要
HUAWEI P20 liteHWV32不要
HUAWEI nova 2HWV31不要
LG itLGV36不要
isai V30+LGV35不要
isai BeatLGV34
isai vividLGV32
Galaxy S20 Ultra 5GSCG03不要
Galaxy S20 5GSCG01不要
Galaxy Z FlipSCV47不要
Galaxy A20SCV46不要
Galaxy Note10+SCV45不要
Galaxy FoldSCV44不要
Galaxy S10+SCV42不要
Galaxy S10SCV41不要
Galaxy A30SCV43不要
Galaxy Note9SCV40不要
Galaxy S9+SCV39不要
Galaxy S9SCV38不要
Galaxy Note8SCV37不要
Galaxy S8SCV36
Galaxy S8+SCV35
AQUOS sense3 basicSHV48不要
AQUOS R5GSHG01不要
AQUOS zero2SHV47不要
AQUOS sense3 plus サウンドSHV46不要
AQUOS sense3SHV45不要
AQUOS R3SHV44不要
AQUOS sense2 SHV43不要
AQUOS R2SHV42不要
AQUOS R compactSHV41不要
AQUOS senseSHV40不要
AQUOS RSHV39
Xperia 1ⅡSOG01不要
Xperia 5SOV41不要
Xperia 8SOV42不要
Xperia 1SOV40不要
Xperia XZ3SOV39不要
Xperia XZ2 PremiumSOV38不要
Xperia XZ2SOV37不要
Xperia XZ1SOV36不要
Xperia XZsSOV35
Xperia XZSOV34
BASIO4KYV47不要
TORQUE G04KYV46不要
URBANO V04KYV45不要
BASIO3KYV43不要
TORQUE G03KYV41
rafreKYV40
miraie fKYV39
URBANO V03KYV38
auの対応表

iPhoneでさえ、auで購入した6s,SE,7はSIMロック解除が必要なんですね。

当時の端末だけは確かにSIMロック解除が必要です。しかし、実は多くの端末はSIMロック解除が不要だったんです。

SIMロック解除で余計なお金がかからないようにしてくださいね。

もちろんdocomoやSoftBankで購入した端末は、全てSIMロック解除が必要ですから、注意してください。

まとめ

専門知識もいくらか交えてお伝えしましたので、少し長くなってしまいましたね。

最後に簡単にまとめていきたいと思います。

まず、
契約する「SIM」と購入する「端末」は周波数帯(バンド)を揃えましょう。

そして、
UQモバイルやmineoであれば、バンド18/26(800MHz帯)であるプラチナバンドをしっかり確認しましょう。

  • 周波数帯(バンド)を揃える
  • プラチナバンドを確認する

UQモバイルやmineoを利用予定でしたら、使う端末は

  • iPhone
  • au端末
  • 新たに買う

がいいと思います。

そうすれば、バンドの確認などせずともマッチしてますので、調べたりする必要もありません。

皆さんが端末選びで失敗しませんように。

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